フォロワーの引っ越しを手伝った話
5月中旬。いつものごとく大根先輩に召集命令を受け、俺は関西へと飛んだ。
もはや恒例とも言えるインターネット赤紙。今回の招集内容は、彼の引っ越し手伝いである。ツアーコンダクターの次は引っ越しセンター業務へ配属された。
新幹線で向かったのだが、普通に乗り換えをミスって指定席に座り損ねた。とは言え平日だったので、次の便の自由席でも最初から最後まで座れたが。
大根先輩に会うのも上記の広島旅行ぶり。また前々から電話などでは話したことのあった彼の昔からの知り合い、ツチノケさんも可哀そうなことに手伝いに呼びつけられている。インターホンがぶっ壊れていてそもそも建物の中に入るところから出鼻を挫かれたが、なんとか彼の部屋にお邪魔した。
……って2人で遊戯王やってんじゃねえよ!
気を取り直して引っ越し作業である。荷解きすらも途中だったので、だらだらしている大根先輩にツチノケさんと鞭を入れつつ作業を再開。
▲真面目に作業をするツチノケさん
一番の難関は机だった。大根先輩が生配信などを行うための機材やモニターなどが置かれるL字型のメインデスクである。脚やら天板やら何やらの組み立てがあってそれだけで頭を使うのだが、途中でネジが足りないことが判明する。致命的すぎない?
▲大根先輩は後ろでこういう写真を撮っている。手伝えや
明らかにネジ数本の入った袋が無く、本当に見つからなくて、途中であきらめて昼飯を食いに行ったり、ホームセンターに買い出しに行ったりした。でもこれを組み立てないと配線系もモニターも箱から出せないので難儀していた。
……まあ、なぜかキッチンのボウルに入ってたんですけども……。
皆さんも物品の定位置保管は徹底しましょうね。引っ越しでもお仕事でも「いったんこの辺に置いとくべ~」とかしないように。馬鹿を見ます。
▲大根先輩のわがままで、ツチノケさんが麻雀セットを持ってきてくれていました
机も組み立ったところで、お夕飯。すで一日の3分の1を机との格闘に費やしていて、2泊3日でどれだけ片付くのか危惧した。そしてツチノケさんとはここでお別れ。ああ、常識人フィルターが去っていった。ここからは大根先輩とのタイマンである。
2人でベッドも組み立て、モニター類も配置し、最低限のものは荷解きが終わったので休憩。その日(たぶん)ニンテンドーオンラインで配信解禁された、星のカービィ64をやっていました。
死んだら交代制でやっていましたが、序盤は簡単すぎて中々交代にならず、俺だけ回復縛りになった。なんで?
ちなみに2泊3日のうちに表ボス(ミラクルマター)まで倒しました。
▲依然としてこの惨状
2日目。本だとか服だとかガンプラの空き箱だとか、細かいものの片づけ。あとエルデンリングをやらされました。
▲初プレイですが、3~4時間ぐらいかけて倒した
▲バイキングで作ったデザート。渾身の出来
この日は夕方からまたしても共通のフォロワーである、たいゐさんと合流して映画を見るということに。不幸なことに仕事上がりに大根赤紙を食らっているので、上映時間ギリギリの到着。見たのは『シン・ウルトラマン』でした。
▲プラモ屋のジオラマ
▲奢ってもらったお高いトンカツ
▲映画館で待つ紅烏SOU
特撮にはさして興味のない人生を送ってきましたが、普通に面白かったです。主題歌も個人的に購入しました。
そして帰宅する3日目。前日映画を一緒に観たたいゐさんも来訪。荷解きも8割がた済んでいたので、3人で無言桃鉄をやりました(写真はなかった)。
カードでいたずらされようが、ゴールにぴったり着かれようが、表情と笑いでしか感情を表現できないという縛りでした。ギリ勝ちました。
そして帰る間際に、宇宙海賊ゴー☆ジャスのモノマネをさせられるという全身大やけどを負って、関西から尻尾を巻いて逃げました。合掌。