紅烏の独り言

えいえんのにわか丸出しボーイ

「シャニマス」という最高の沼との出会い  ~2.5周年に捧げる~

アイドルマスターという界隈には、実は憧れがあった。

 

主にはTwitterでいろいろ流れてくる二次創作がきっかけではあるのだが、アイドルの子をプロデュースするというゲーム感覚は楽しそうだなと思っていた。当時は「デレマス」の輿水幸子だとか夢見りあむだとかのよくTLの漫画にいるアイドルを見て、いいキャラしてんなあ、と遠巻きにアイマス界隈を観測していたのであります。

 

それから時が経ち4月、コロナ禍のせいで大学の春休みが実質延長され暇を持て余しており、またバイトもシフトが大幅削減され、マジでやることがなかった時期だ。

うーん何をしよう。

 

あ、

 

そうだ、アイマスを始めよう。

 

ということで、「アイマス触りたいな~」みたいな感じでTwitterで呟いてみると、先輩プロデューサーがアイマスについて色々教えてくれた。

 

現在、「アイドルマスター」には大まかに5つの種類がある。

 

まずは「初代アイドルマスター。事務所は「765(なむこ)プロ」。ゲーセンの筐体なんかでもあったアイドル育成に割とウエイトを取っていたゲーム、らしい。後々DSとかでもゲームがでていた、らしい。天海春香とか如月千早とかはここの所属。

次にアイドルマスター シンデレラガールズ。事務所は「346(みしろ)プロ」。「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」、略して「デレステ」は割と有名な音ゲーかも。島村卯月渋谷凛、また最近人気のあかりんごや夢見りあむもこのゲーム出身。

次がアイドルマスター ミリオンライブ」。事務所は「765プロ」。初代を受け継いだ上で新しいアイドルが参加している。春日未来や最上静香とかはここから。最初はゲーム性も初代譲りだったが、のちのち稼働が始まった音ゲーの「アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ」、略して「ミリシタ」が有名。

次はアイドルマスター sideM。事務所は「315(さいこー)プロ」。唯一の男性アイドルがプロデュースできるアイマス。天道輝や桜庭薫とかはここの所属。「理由(ワケ)あって、アイドル!」のキャッチコピー通り、元○○(職業など)のアイドルばかりなのだとか。「LIVE ON ST@GE」という音ゲーもあり。

最後はアイドルマスター シャイニーカラーズ。事務所は「283(つばさ)プロ」。略して「シャニマス」で、一番新しいアイマス。櫻木真乃や風野灯織とかはここ所属。音ゲーではなく、ストーリーとか育成中心。プラットホームの関係上、PCのブラウザでもプレイできる。

 

…と、駆け足でアイドルマスターについて教えてもらったり調べてもらったことをまとめてみた(あってるかな)。ここまで見たときに僕が惹きつけられたのは、一番下のシャニマスだった。

 

理由その1に「音ゲーではない」こと。ゲームは全般遊ぶが、どうしても音ゲー・リズムゲーだけは苦手で、「バンドリ(ガルパ)」も触ったことあったが続かなかった。なんで音ゲーじゃなくて育成中心っていうのが少し気になったのだ。

理由その2に「当時持っていたスマホがクソザコだった」こと。容量もなくずっとやっすいスマホを使っていた。具体的には「ポケモンHOME」をインストールするために、容量を開けるため「Shadowverse」をアンインストールするほど(伝わるのか?)。だからブラウザでできるシャニマスに流れたのもある。

そして理由その3に「シャニマスがちょうど2周年を迎える」こと。無料10連ガシャやらなんやらでキャンペーン三昧だったので、はじめどきもはじめどきだった。

 

そんな理由もあり、シャニマスをやってみようということになった。

 

 

事前知識はほぼナシ。

 

シャニマスのゲーム面の全体的な流れとしては、アイドルにレッスンやお仕事を受けさせてステータスを上げ、オーディションを受けてファンを獲得するという感じ。ファン数を稼ぐことでアイドルランクを上げ、新人アイドルの祭典「ワンダーアイドルノヴァグランプリ」、通称「W.I.N.G.」へ出場し優勝する…。これが一つの目標になる。

この過程でアイドルとの様々なコミュニケーションやストーリーが挿入されるので、それを楽しむこともできるのだ。

チュートリアルを進めていった結果、大崎甜花を最初はプロデュースしていくことに決めた。

 

 

彼女には双子の妹である大崎甘奈というアイドルもいるが、甘奈はしっかり者でちょっと今時のギャル風な女の子。対して甜花はインドアで趣味がゲームアニメネットサーフィンお昼寝。ただ大事な場面ではしっかり姉的な振る舞いもするし、努力もできる。かわいいのび太なんて言われ方もする。

 

まあ当時の記憶はおぼろげではあるが、ゲーム勘はあるほうだと自負しているので、プロデュースのやり方はそれなりにスムーズに理解できていったように思う。

とりあえずアイドルたちを覚えていこうと思ったので、プレイしながらメモを取ったりなどしていた。今見返すと結構面白い。ちょこ先輩が「例のわんぱく」凛世が「着物の子」扱いされている。

 

 

初めてのプロデュースはシーズン4敗退。W.I.N.G.には届かなかった。初見にしてはまあまあ…なのか?

 

 

シャニマスは年々やさしくなっているらしく、僕が始めたころには「初心者ミッション」と「TrueEnd研修」という手厚いチュートリアルが搭載されていたので、サポートSRアイドルを特訓していきながら、どんどん仕様を覚えていけた。ちなみに現在(2020年10月)はW.I.N.G.優勝のための「W.I.N.G.攻略ミッション」なんてものもある。サポートSRはづきさんがめっちゃもらえる。

 

 

 

シャニマスのサポートやはづきさんの助言もありTrueEnd研修を無事クリア。研修クリア報酬である初期pSSR甜花もゲットし、シャニマスのなんたるかがだんだん分かってきたオタクのもとに、一つの情報が舞い込むことになる。

 

 

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【四夜一夜物語】大崎甜花

そう、時は4月中旬。期間限定pSSR「【四夜一夜物語】大崎甜花」のガシャが開催されるのである。ゲームを始め、担当アイドルを決めてたった数日後、数年に一度のタイミングが訪れたのである。オタクはちょろいので運命的な何かを感じ、必ず限定甜花を引き当ててやるという強い意思を固めたのだ。 

シャニマスは最初のほうはめっちゃガシャを回すための石をくれるので、それらの資産を活用しつつ僕は限定ガシャを回し続けた。

 

 

 

そこで偶然pSSRを引けた杜野凛世というもう一人の推しにハマることになってしまう。読んだことありますか?【凛世花伝】。名コミュすぎるし「シャニマスは文学」と言われる所以をまじまじと感じたりなどした。

TrueEndまでしっかり読了し、TrueEnd達成報酬である6000石(20連分)を手に入れた。「嗚呼……凛世……」と限界オタクになりながらも、本来の目的を思い出したので、ふたたびガシャ画面に噛り付く。さあ回せ回せどんどん回せ。

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【凛世花伝】杜野凛世

そして

 

 

これがシャニマスをはじめて約10日後のことである。もう沼で溺れている。

凛世が甜花を持って来てくれた。ちなみにオタクくんは座椅子から転げ落ちた。

こんな感じでもうズブズブなので、ここからはもうドハマりルートである。

 

 

シャニマスの4コマ漫画は、マジでアイドルやユニットの把握にピッタリだった。イベントだったり、新しいカードが追加されたりする度更新されるので、200話ほどあったが、すいすい読めてしまった。今でも公式Twitterでガンガン更新されている。

また、ツイートが見当たらなかったが、2周年記念で販売された限定アイドルセレクションチケットも購入。「このコンテンツは長いこと付き合うことになる」と覚悟を決めた3000円課金である。少し前の限定pSSR甜花をセレクトし手に入れた。

 

そして、シャニマスは定期的に主にアイドルの成長を描く「イベントコミュ」を供給してくれる。コミュというのはアイマス共通ワード(多分)で、アイドルとのかかわりあいの会話イベントを指すものだと思うが、イベントコミュは全8話あるもはや一つのストーリーで、出来のいいやつは「映画か?」と思うぐらいヤバい。シャニマスは文学。

そんなイベントコミュを、2周年記念で過去のものを無料開放(本来は過去のコミュ鑑賞にはゲーム内アイテムが必要)していたので、いくつか鑑賞してみた。

 

 

上の図は、甜花が所属するアルストロメリアというユニットの、過去のイベントコミュ「薄桃色にこんがらがって」を鑑賞した僕の様子なのだが、深夜にボロボロに泣いた。

最後のツイートに至っては、なぜかまだシャニマス初めて一か月経ってないオタクがアイドルに対して考察をぶちまけている。奥深くに刺さったであろうことが見て取れる。

 

 

そしてついに曲を買った。今では20曲ぐらい買っている。ユニットとしては「放課後クライマックスガールズ」も大好きで、曲もすごく好き。というかシャニマスやってるとどうしても箱推しになる。ヤバいコンテンツです。

 

そしてもう一つ、シャニマスにハマるにあたって僕を後押しした界隈がある。VTuberだ。

 

 

VtuberもといVライバーの大手事務所「にじさんじ」のトップ、月ノ美兎委員長がシャニマス実況を始めた。それが4月17日の話。僕がシャニマスを始めて4日後のことである。なんと幸運なことか。

委員長は初代の世代からのがっつりアイマスフリークで(16歳JK?)、この配信も観察眼とトーク力、そしてアイマス愛にあふれたすごいものだった。

この配信が僕のシャニマスモチベを続けさせたひとつの要因であることは間違いない。

ちなみに委員長は23人のアイドル全員のW.I.N.G.を配信で鑑賞しているので、興味のある方はぜひ。

 

こんな感じで順調にシャニマスにハマりにハマっていたのだが、その夏のこと。なんとアイドルマスターシリーズは節目の15周年を迎えるというのだ。なんと幸運なことか(しつこい)。

それを記念してアイマスは様々なコンテンツを無料開放した。ぼくはシャニマスの1stライブと初代アイマスアニメを鑑賞させてもらった(これを書いている今はアニメデレマスを視聴中)。これのおかげでミリオンとsideM以外は大体把握しかけている。sideMもアニメ化はされたらしいし、ミリオンもアニメ化が決定している。

さらに、アイマス4つのゲームがクロスオーバーする「アイドルマスター スターリットシーズン」も2021年発売予定だ。シャニマスからは甜花や凛世も登場することが決定しているので正直気になっているところ。

 

このようにシャニマスを基点にして、アイマスにどんどんのめりこんでいる。来年の今頃は音ゲーイヤイヤと言っておきながらデレステもやっているかもしれない。そんな感じである。

 

ともかく、シャニマスというゲームとの出会いは自分にとってめちゃくちゃよかった。自分のTwitterの周りにいるシャニマスおじさんたちには頭が上がらないのだ。シャニに引きずり込んでくれてありがとう。

 

そしてこれを読んでいる「シャニマス気になってるな~」という方。

シャニマスは10月21日から2.5周年記念でまた一日一回無料10連ガシャをやる予定なので…。

 

シャニマスという名の沼を、始めませんか…?

 

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