紅烏の独り言

えいえんのにわか丸出しボーイ

「イビルジョー」のことを老ハンターが教えてやる

アイツはヤバい。出会ったら逃げろ。

 


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 ▲Youtubeの公式動画より

 

……えーはいどうも。自称老ハンターの紅烏でございます。

 

この度は「モンスターハンター:ワールド」になんとあの幾多もの狩人を震わせた破壊と暴食の権化が訪れるらしいではないですか。

今まで数々の狩場という狩場を潜り抜けてきた老ハンターのあっしからしたら非常に胸熱であり、「奴があの新大陸で暴れるのか…」と思うと非常にドキドキします。

 

…まあ実はあっし、老ハンターでもう目が追いつかず(それっぽい言い訳)、MH:Wは未プレイなので今絶賛MH:W堪能中で「MH3(トライ)以降の作品を遊んだことないよ!」って方に向けて、あの恐ろしい「イビルジョー」というモンスターのご紹介をしたいと思います。

 

では手元の「ハンター大全3」と呼ばれる王立古生物書士隊の編纂した分厚い本と、あっし自身の知識に乗っ取りながらお話ししましょうか。

 

イビルジョーはボルボロスなどと同様に獣竜種に属するモンスターで、別名を"恐暴竜"。決まった縄張りを持たず、自らの高体温を保つため、周囲の生物を見境無しに喰らい尽くすという自然環境クラッシャー。そのルックスは子供たちの心を掴んで離さない白亜紀の恐竜代表のティラノサウルスに似ていると言えるが、MH:Wにはアンジャナフというティラノサウルスをそのままモンハンに持ってきたようなモンスターがいるのであんまりこの比喩は良くない気がする。画像貼ってるんで見といてください(おい)。

上記のようにアプトノスを丸呑みするドスジャグラスだとかとは比べ物にならないぐらいの大食らい。草食モンスターは当たり前で、リオレイアとかリオレウスとかいう大型モンスターの死体も勿論食う。それどころかなんと切断された自分の尻尾も食う。それ弁当だったのか。

興奮状態になると(俗に言う怒り状態ね)、全身の筋肉が隆起し、体全体が赤みがかる。また傷口が痛々しく開くことで凶暴性がさらに増すのだとか。いや自分の傷口が痛くてキレられても困るのだが。

で、まあ腹が減りやすいということでよく疲労状態にもなる。疲労状態になったモンスターはほぼ例外なくヨダレを垂らし、食糧を探すようになる。レイアならアプトノスとかとっ捕まえるし、ウラガンキンなら石を食べだすし、ディアブロスだったらサボテンを食らう。しかしいっつも疲労状態になってるイビルジョーはそこらへんのモンスターの疲労状態とは訳が違うのである。

まず食糧を探す段階では、目の前に動いている生き物全てが食糧である。多少動きが緩慢になるものの、行動のベクトルが通常「食べ物>ハンター」になるところが、イビルジョーの場合「食べ物=ハンター」なので気を抜くことが出来ないのであります。

また疲労状態に特化している(?)イビルジョーは自分のヨダレがなんと強酸性であり、獲物が硬かろうが溶かして食う。疲労状態でまた武器が増えるのである。勿論この強酸性のヨダレはハンターにも有効で、もれなく防御力ダウンの効果を貰う。賢いハンター諸氏は忍耐の種を持っていきましょう。

 

攻撃方法としては、まず獣竜種特有の脚力を活かした四股踏みや、飛びかかり。その巨体を活かした重量のある攻撃は一つ一つが即死級なので当たらぬよう注意すべし。幸い巨体というだけあって大ぶりなので読み切れば避けやすい。またイビルジョーはやはりというか顎の発達具合が著しく、連続で噛みつき相手を突き上げたり、顎で地面を掘り起こして岩をぶつけてきたりする。

怒り状態になると、褐色の禍々しいブレスを撒き散らすようになる。このブレス、龍属性を内包しており、威力も高い。また後ずさりや踏み込みで距離を上手く取って吐いてくるので、ブレス範囲のイビルジョー前方扇形から逃げ出すべし。

そしてイビルジョーの攻撃で最も危険なのが「拘束攻撃」。MH:Wにどのようなシステムで拘束攻撃が存在するか分からないので、過去作基準でお話する。まず脚力で獲物(ハンター)に飛びかかり、脚で踏みつけ拘束。そのままガブガブ噛み付くのだがそれもいちいち痛く、また脱出のために必要なレバガチャゲージがめちゃくちゃ長い。脱出出来なかったときの拘束フィニッシュ攻撃は、そこまでガブガブされていた体力では即死級の威力で、まさに死のコンボである。

唯一の抜け道は安心と信頼のこやし玉で、イビルジョーの狩猟では「回復薬を忘れてもこやし玉は忘れるな」と言われるぐらいである(今作った)。でもMH:Wってスリンガーこやし弾だったような…?

 

あっしから伝えられるのはここまでです。新大陸のイビルジョーがどんな動きをしてくるのか、まだドンドルマにいるあっしには分かりません。その筋の情報によると、あの「乱入爆撃機」ことバゼルギウスと縄張り争いを繰り広げていたという目撃例もあるようです。確かな情報は是非調査団のハンターであるあなた自身が、3月22日のアップデート後、狩場で体験するのが一番だと思います。

 

それではよきハンターライフを!レッツ、狩猟生活!